学科情報

工学部 情報電子システム工学科 情報工学ビジネス分野 概要

※2024年度より「情報・AI・データサイエンス学科」に変更(届出中)

C言語やJAVA、更にアルゴリズムやデータベースといった情報工学関連知識と、経営学や経済学、工業関連学といった経済関連知識を身につけ、経営情報システムや金融関連システムといった社会インフラを開発できる情報システム開発技術者を育成します。
コンビニでの買い物の際に、付けられたバーコードから売れた商品の情報を収集し、それにより在庫管理をリアルタイムで行う「POSシステム」、銀行でのお金の出し入れの際に、カードと暗証番号で本人確認をすると同時に、入出金に伴う残高計算を行う「ATMシステム」など、私たちが普段利用するお店や施設には、情報を収集し、処理を行い、結果を見やすい形で提供してくれる「情報処理システム」が導入されています。顧客の要望に応える使い易く信頼性が高いシステムを、低コストで期限内に構築できる「情報処理システムエンジニア」の育成を狙いとして、データベースやプログラミング言語、ソフトウェア工学、情報システム工学などのソフトウェア系理論、経営学、経済学、簿記原理、工業会計学などのビジネス系理論、更に経営情報処理システムに関しての幅広い知識を学べるようにしています。

1.視点

顧客からの要望を真に理解し、業界の実態に合わせた使いやすく信頼性の高い情報処理システムを、低コストで確実に構築できる情報処理システムエンジニアを養成する視点で教育します。

2.実習

1年次にコンピュータに関する基礎的な知識を身につけた後、2年次・3年次でアルゴリズム、プログラミング言語、データベースなどの授業で実践的な技能を身につけます。更に4年次にはデジタルコンテンツ作成演習で応用的な技能を身につけると同時に、卒業研究を通じて実践的な情報処理システム構築を体験します。

3.職業・職種

銀行や証券会社などの「金融系システム」、コンビニやスーパーマーケット等の「流通系システム」、更に通常の企業におけるERPやDSS等の、データベースを駆使する経営情報システムを構築するシステムエンジニアやプログラマを目指す人に適します。

4.資格試験

プロジェクトマネージャーやシステムアーキテクトなどの国家資格である情報処理技術者試験を始めとして、日商簿記検定やC言語検定、Java検定などの民間資格の試験にも最適です。